「生まれてきてよかった」と思えている?

昨日、NHKのドラマ10『70才、初めて産みますセブンティウイザン。』を観ました。
原作はマンガ『セブンティウイザン』。
65歳の定年を迎えた男性と70歳になる妻の物語。
70歳にして自然妊娠するというありえない物語なのに、なんだか引き込まれて観ています。
小日向文世さんと竹下景子が演じているのですが、魅力的で、微笑ましくて、なんだか心が温かくなっていますよ。
そして、二人を応援する気持ちが湧いてきて、涙までこぼれる始末です。
4月9日に放送されたのは、全3話のうちの2話め。
さて、ドラマの中で「生まれてきてよかった」というセリフがありました。
このセリフを聞いて、私、ハッとしました。
「生まれてきてよかったと、思えていないんじゃないかな?」って。
まだ、心の中に「苦しいな」と思う気持ちが勝っているような気がするのです。
うわ~、まずい!
セラピストなのに、自分が苦しいなんて・・・。
まだ、どこか満たされていないのかも。
ずっと独身で、恋人もいない。
子供を生んだ経験も、育てた経験もない。
愛を育んだ経験が乏しいからかな。
それとも、ぼやぼやと生きてきたからかな?
うわ~、引かれちゃいそう・・・。
そうだ、未来は変えられるじゃない!
これから、心を満たす経験を増やしていけばいい!
NLPの授業の中で、「死に際に、どんな気分で死にたいのか、気分を決めておくといいですよ」と言われたんだった・・・。
あの時、「ありがとう」と思えたら幸せだなと思っていました。
でも、すっかり忘れてぼやぼや生きています。
あれ?「ありがとう」というのは、気分になるのかな?
まあ、いいっか。
「ありがとう」と言える心持ちが大切な気がします。
ドラマの中で出てきたセリフ、「生まれてきてよかった」。
そう思える人生は素敵ですね。
人生100年時代なんて言われています。
百歳まで生きるのが難しくても、70歳80歳まで生きられるとすると、現在48歳の私はひよっこです。
ドラマ『70才、初めて産みますセブンティウイザン。』のように、生理が終わった私が妊娠することはできません。
でも、ぼやぼやと生きてきた私でも、心を満たしながら生きることは可能なはずです。
まずは、今を楽しみ、今ある幸せを味わいますね。
それを積み重ねていけば、きっと私も「生まれてきてよかった」と心から言える日がくるでしょう。
そう思えたら、死に際に「ありがとう」という思いになれるのかもしれないですね。
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