原点は挫折にあり。「もっと、自分を知れば、生きやすくなるのでは?」が根底に!
カラーセラピストとして活動を始めるにあたり、私が「どうしてセラピストになろうと思ったのか?」という原点をお話しますね。
私が「心」に興味を持ったのは、ちょうど今から20年前(1999年)でした。
当時27歳。
高校卒業後、事務員として8年勤めた会社を辞めて派遣添乗員になり、早々に挫折した時でした。
最初に勤めた会社は、「人を育てるのも、上司や先輩としての勤め」という、温かい気風のある会社でした。
そんな会社だったから、未熟で世間知らずな私も、一人前に仕事ができるように育ててもらえました。
ところが、転職した職場は、「自分で這い上がってこい!」というような、厳しさのある職場でした。
まあ、そんなのは、当たり前といえば当たり前のことです。
でも、甘ちゃんな私は、スパルタな厳しさ溢れる雰囲気の事務所にいるだけで息苦しく、添乗に出れば出たで、緊張や不安、プレッシャーに苛まれて心がズタボロになっていました。
乳母日傘な環境で社会人経験を積んでいたので、世間の風当たりの厳しさに、私は弱く脆かった・・・。
何より、できる人間だという思い込みを持っていたので、失敗が怖く、ちょっと叱られただけで、全否定されたような気分に陥っていました。
そして、マイナス思考のループに陥って、自滅したのです。
マイナス面ばかり紹介しましたが、最初の会社では、私の良さを発揮し、努力を重ねていたから、それなりに信頼されていたんですよ。
最初の2年は本社総務部で会計業務を行いつつ、部内の書類作成などを行っていました。
また、3年目に支店のリーダー的存在の人が退職した後釜として、支店管理課に移動になり、支店勘定や請求業務、勤務動態の計算など様々な業務を行っていました。
8年間勤め、次第にリーダーとしての役回りも果たすようになり、自信を持つようになっていました。
ちょっと天狗になっていた感じです。
そして、転職後に適応できず挫折したことで、私は自分を見失いました。
そんな頃、図書館や本屋で目に留まったのが、カウンセラーさんや精神科のお医者さんが書いた本でした。
タイトルを見ているだけで涙がにじみ、読んでは泣き・・・を繰り返しているうちに、もっと早くに「心」のことを学んでおけば良かったと感じたのです。
また、新聞広告に載っていた、「心理学を学ぶには・・・」のようなものにも興味を抱いていました。
そして、「自分の心と向き合い、弱点を克服したい」という思いに変化していきました。
私と同じように、生きるのが苦しくなってしまった人の心に寄り添いたいと考えるようになったのです。
その時の思いが、心に残って今に至ります。
それから、紆余曲折ありました。
私自身が抑うつ状態になり、他人の心に寄り添うなんていう状態ではなくなり、「私なんかが、人の役に立ちたいなんて、無理な話だ・・・」という具合になりました。
その後、長い療養期間を経て、アルバイトをするようになって少しずつ自信が回復し、再び人の力になりたいという思いが湧いてきました。
そして、「そのまま燻ぶらせていてよいのか?」という思いが強くなり、2016年に実践心理学と謳っているNLP(神経言語プログラミング)を受講しました。
ただ、それですぐに仕事に結びつくほど、甘くはなかった・・・。
2017年は、仕事がうまくいかずに、再び自信喪失し、うつ状態になりました。
「幸せって、どう感じるんだったかしら?」と悲観的になって、再びマイナス思考のループに陥っていたのですよ。
そこを、なんとか踏ん張り、堪えられたのは、NLPを学んだおかげ。
そして、現在パート勤務している手芸店で、なんとか働けているからです。
おかげで、今は落ち着いて過ごしていますよ。
挫折してはじめて、私は自分を理解していなかったと気づきました。
そして、自分に向き合ってきたからこそ、自分を知ることがいかに大切かを痛感しました。
まぁね、人間、失敗や挫折があるからこそ、そこから、気づきや学びがあって成長できるもの。
そう思えるのも、あれやこれやを経験したからでしょう。
人生、「七転び八起き」。
なんどもポシャった、「人の気持ちに寄り添いたい」という思いを、今は現実のものにしようとしています。
色彩心理を利用したカラーセラピー。
心に向き合い、心を整えることで、自己成長に繋がります。
私は、カラーセラピストとして、選んで頂いたカラーボトルのメッセージをお伝えし、気づきを得るお手伝いをします。
カラーボトルのメッセージが、きっと、あなたの心に明かりを灯しますよ。
ご興味がおありでしたら、お声がけくださいませ。
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