感じの良い接客は、財布の紐をゆるませるね。私も見習っちゃおう!
昨日、カルディコーヒーファームの安城南店へ立ち寄りました。
お目当ては、お気に入りのバター。
他のものには目もくれず、バターを持ってレジに並びました。
レジ待ちの最後尾は、ちょうどコーヒー豆を販売しているカウンターの前。
若い女性の店員さんが、私の前のお客様に声をかけていました。
なんだろう?と思っていたら、私にも声がかかりました。
「ただいまセールをやっています。コーヒー豆はいかがですか?」という感じで。
「私、コーヒーを淹れるものがなくて・・・」とゼスチャーして説明すると、「こういうものもあるんですよ~」と一杯ずつカップで落とせるフィルターを案内してくれました。
「あぁ~、そうなんですね・・・。でも、一人暮らしだから、そんなに沢山いらないし・・・」と、お断りモードに。
でも、彼女はニッコリ笑顔で、「コーヒーはどのくらい飲まれますか?」と軽めの質問で切り替えしてきました。
「毎日飲みますよ~」と答えると、「一日に、何杯くらいですか?」と次の質問が・・・。
グイグイくる接客ではなく、軽い会話のキャッチボールだったので、自然に心が和んでいました。
店には香ばしいコーヒーの香りが漂い、はつらつとした店員さんは、目をキラキラさせてコーヒー豆について語ってくれました。
しかも、自分が飲んだ感想を交えながら。
あまりにも自然で感じよく、何より、コーヒー愛が伝わる接客だったので、私はすっかり彼女のペースにハマっていました。
「お好きなコーヒーはありますか?」という質問に、あっさりと「モカが好きかな・・・」と答えていましたよ~。
ついに、私は「モカフレンチをひとつ」とお願いしていました。
そうそう、セールで半額だからというのも決め手になりました。
でもね、それで終わりじゃなかったんです。
レジ待ちはまだ続いていて、さらに「半額になるのは、年に一回だけなんですよ。この機会にもうひとついかがですか?」ときました。
なので、「これひとつあれば・・・」と返しましたよ。
でも、彼女のセールスは、軽いおしゃべりモードだったせいか迷惑な感じはしませんでした。
むしろ、熱心さに好感を持ってしまったのです。
そんな気持ちが伝わったのか、「こちらのコーヒーはちょっとお値段が高いのですが、ブレンドもお好きなら、この半額の時に試してみてはいかがですか?」とプッシュされました。
でも、会話の途中で、突然彼女は「なんだか、押し売りみたいですね・・・」と勢いを落としたのです。
その時、私は反射的に言葉が出ていました。
あれ?なんて言ったんだっけ?
素敵な接客だったことを伝えたような・・・。
まぁ、私はその店員さんのことが気に入ったのです。
最終的に、お目当てのバターと、コーヒー豆2種類(モカフレンチ、バードフレンドリーブレンド)、そしてコーヒーフィルターを購入しました。
そうそう、帰ってきてから、店員さんの名前を聞いておくんだったなぁ~と、ちょっぴり惜しい気分になっていました。
次に行った時は、きっと多分、顔を忘れています。
名前を覚えておけば、尋ねることもできたのにね。
ただ、彼女の熱心さや感じの良さは、私の心にしっかり残っています。
私も手芸店で店に立った時には、あの笑顔を思い出して接客をしたいなぁと思いました。
そんなお客様との生のやり取りが、きっとカラーセラピーのセッションの際にも生きてくるでしょう。
基本の、感じの良い笑顔と熱心さ、そして誠実さを大切にするよ~♪
もし、あなたが、接客・販売のお仕事をされているのなら、笑顔で感じよく、誠実さを持った熱心さでプッシュしてみてくださいね。
きっと、お客様は財布の紐がゆるみますから!
では、また~。
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