「編み物」を用いたセラピストになりたい
私は、抑うつ状態に陥った時に、「死んでしまいたい」と思いつめていた時期がありました。
そのせいか、回復(寛解)した今でも、時折心が誤作動を起こして、負のループに陥ることがあります。
負のループに陥ると、生きている喜びを感じられなくなります。
そして、毎日心が苦しくてつらく、前向きに切り替えようとしても余計に落ち込んでいました。
そんな時に、私がやったのは、好きなことをして、心が「楽しい・嬉しい」という感情を味わうことです。
できないことは無理にしない。
好きなことに専念しました。
それが、「編み物」です。
「編み物」って、ひと目ひと目手順通りに編んでいくうちに、集中することができ、夢中になれるんですよ。
よく、「今、ここ」に集中することが大事だと聞きませんか?
心は、勝手に過去に飛んで、思い出したくないことを悔やんだりします。
また、未来の起きてもいないことに考えを巡らせて、不安になったりしますよね。
そうやって、クヨクヨ悩んでしまうと、心がここにあらずという状態になります。
そういう時は、食事をしても味が分からなかったりしますよね。
何をしても楽しめない状態に陥るのです。
そんな状態を抜け出す方法として、「今、ここ」に集中することが大切だと言われています。
料理をしたり、掃除をしたりすることでも、「今、ここ」に集中することができますよね。
また、ウォーキングなどをするのも効果があるそうです。
そして、編み物も、「今、ここ」に集中できるので、心を落ち着かせることができるんですよ。
編み物の良いところは、手を動かしていると形が出来上がっていきます。
その過程が楽しめます。
そして、作品が出来上がると更に達成感を味わえます。
それが、喜びに繋がり、もっと編みたいという意欲を刺激します。
「次に編む作品をどれにしよう・・・」と悩むのも、嬉しい考え事です。
人は、「嬉しい・楽しい」という感情を持つことで、生きる活力に繋がると実感しました。
向き・不向きがあると思うけれど、私は、「編み物」を利用したセラピーができると考えています。
何をどうしたら良いのかは、これから考えますがね~。
さて、そんな「編み物セラピー」。
検索してみたら、すでにやっている方がいましたよ。
まだまだ、多くはないようなので、これから私が参入しても大丈夫かもしれません。
と言っても、編み物を人に教えるのって、結構難しいんです。
なので、教える技術を身につけなきゃね~。
それに、セラピーにするのだから、セラピストとしての技量も身につけなければ始まりませんよね。
さぁ、これからが勝負です。
私にできるかな?
追記
その後、方向転換をしました。しばらくは、編み物セラピーは保留です。
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