挫折だらけの人生。それでも私は生きている。

人生、一度や二度の挫折は、誰もが経験していることでしょう。

私が人生の舵取りを失敗したなぁと感じたのは、高校卒業後8年勤めた会社を辞めて、転職したことでした。

8年勤めたのだから、それなりにやりがいも感じていたし、責任を持って仕事に取り組んできました。

でも、なんだかぬるま湯に浸かっているような感じを持ってしまい、新しいことにチャレンジしたくなったのです。

そして、転職を試みました。

ところが、その選択は、人生の転落の始まりになってしまいました。

OLから派遣添乗員になる

事務員から派遣添乗員になったのですが、緊張とプレッシャーのあまり、徐々に添乗に出るのが怖くなっていきました。

お客さんが怖くなったのもありますが、派遣登録していた事務所も怖かった・・・。

そして、眠れない、アトピーが悪化するなどの身体症状が出るようになりました。

3ヶ月くらいしたある朝、熱が上がり苦しくなったのです。

その日、私は事務所になんと言って連絡したものかと混乱して、無断欠勤をしました。

そして、そのまま辞めてしまったのです。

弱点が足を引っ張る

振り返ってみると、心配性で不安に陥りやすい性格、「ちゃんとやらなきゃ」という完璧主義、それらの性格が自分を追い詰めたのです。

ちょっとしたミスや、至らない点などが、「私ってダメな添乗員」というレッテルを貼り、ビクビクするようになりました。

最初から、完璧にできなくて当然です。

事務所から「新人添乗員であることを、お客様には言ってはいけません」と言われていました。

だからと言って、新人であることを言わなくても、そんなのお客様からしたらバレバレです。

開き直って「未熟ですが、精一杯頑張りますので宜しくお願いします」と言っていたら、持てる力で対応できていたのではないかと悔やんでいます。

まぁ、今となっては後の祭りですがね~。

トラウマを克服するにはどうすればよい?

この時のつまづきが、トラウマのようになってしまい、その後も「不安・緊張・プレッシャーに弱い」という弱点に、何度も悩まされてきました。

これを克服するには、どうしたらよいのかしら?と、20年近く経った今でも、模索しています。

「失敗するのは当たり前」と開き直る力が必要かな。

そして、やり抜くという覚悟が必要ですよね~。

何があっても、生き抜くことが大切

添乗員を辞めたあと、抑うつ状態になり、暗黒の10年を過ごしてきました。

「死にたい」と思いつめたことが、何度もあります。

でも、何があっても生きることが大切だと思っています。

そう思えるようになったのは、幾つか要因がありますが、中でも、江原啓之さんの言葉「価値があるから生きるのではない。生き抜くことに価値がある」に刺激されて、足掻いてでも生きようと思えるようになりました。

今は、生き抜くことで見えるもの、得られるものがあると信じています。

 

編み物と裁縫が好きな、カラーセラピストです。 ぶきっちょに生きていますよ。

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